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代表 髙安留美子 ごあいさつ

移植

 

 日本では2019年10月より幼児教育無償化が始まり、2020年、小学校ではプログラミングの導入、英語の必修化​と子供の教育に対して大きな変革期を迎えています。

 私は、幼児期はその後の土台となるとても重要な時期であると考えます。脳科学では、人の脳は生まれてから3歳までに基本構造はほぼ完成し、神経系は6歳頃までにほぼ完成すると言われています。そして、それぞれの分野に臨界期があり、聴覚は4~6歳、運動神経などの神経伝達は6歳だと言われています。

 私は、なんでも早くからはじめる方がいいという早期学習、早期教育には、賛成ではありません。それぞれに適正期や個人差があるものだからです。心と体と脳の成長に合わせ、段階を踏みながら、適正な時期に習得させるべきだと思います。しかし、反対に臨界期を迎える前の大切な時期を、見過ごしてしまい、習得させようと思ったときに手遅れでは、取り返しがつきません。

 子供はスポンジのようだとよく言われていますが、その通りだと思います。周りが環境を整え、促せば、子供はたくさんのことをどんどん吸収していきますが、何を吸収させるかが大事なのだと思います。

 また、昨今、たくさんの外国人観光客や就労者も来日し、来年はオリンピックもあり、今後グローバル化は更に加速していくでしょう。

 英語は世界の共通言語となってきました。今までの時代は、日本国内において、日本語しか話せなくても、不自由をほとんど感じずに生活出来てきました。外国籍の方と関わる機会も少なかったかもしれません。その為、英語や外国人に対して苦手意識を持っている日本人は少なくありません。

 しかし今、日本にも、たくさんの外国人が旅行や留学、就労などで来日しています。2020年からは小学校でも英語が正式科目として導入され、子供たちが大人になり社会に出る頃には、英語が話せ、周りに様々な国籍の人々がいることが当たり前の時代になろうとしています。

 そんなこれからの時代を生き抜いていくために、子供たちには英語を自由に操り、巧みに使いこなし、国籍を越えて、誰とでも物おじせずにコミュニケーションが取れる力を身に付けて欲しいと思います。幼児期は、英語に対しての苦手意識が少なく、脳が柔軟で、英語と日本語を頭の中で翻訳せず、英語を英語で考え理解する英語脳を鍛えることが可能です。 

 

 新しい時代を迎える子供たちに、今後の基礎となる『生きる力』を身に着けて欲しいという思いから、このacademyを立ち上げる事に致しました。

 最近注目されているのが、心の知能指数EQですが、これはコミュニケーション能力の源です。遺伝子的要素の強いIQに比べ、EQは教育で高めることが出来ます。自ら目的を見つけ、探求、思考し実行する力、他者と協力、協調する力、リーダーシップを取る力、自分を表現する力などを身につけて欲しいと思います。

 そして、英語力とコミュニケーション力を使い、グローバルな視点で物事を考え、様々な国籍の人々とお互いの文化や習慣を認め合い、時間を共有できる仲間が出来たら、とても素晴らしいことだと思うのです。

 そして働いていらっしゃる保護者様、育児やお子様の将来について悩んでいらっしゃる保護者様のご負担を少しでも軽くするお手伝いが出来たらと切に願っております。                    

代表 髙安 留美子 画像

2019年9月

 Ricca whizz-kids academy 代表 

Riccalink Inc. 代表取締役

  

髙安 留美子

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